八頭だより2017～ボルベリーの畑から①～

 収穫最盛期の八頭を訪ねて

2012年4月、鳥取県八頭町で発足した農業生産法人「ノヴァアグリ八頭」は、「次世代へ豊かな自然を残す」というノヴァの理念を体現するため設立されました。活動5年目を迎えた2017年夏、弊社代表ブッシュとともに、スタッフ2名がノヴァの従業員として初めて現地を訪れ、収穫最盛期の有機ブルーベリーの収穫のお手伝いとNovaNEWS（弊社業務用向け機関誌）の取材を行いました。

ノヴァアグリの圃場は、八頭の各地に数か所点在しているのが特徴で、船岡・河原・茂田・高田・鍛冶屋・安井、と分かれ、それぞれ一種から数種の有機フルーツを栽培しています。なかでも有機JAS認定を取得している河原の圃場は、訪れた8月はじめが有機ブルーベリーの収穫最盛期。ノヴァアグリ八頭の取締役・西田悦子さんに圃場を案内していただき、スタッフも微力ながら収穫のお手伝いをさせていただきました。ちなみに、地元の方たちは、果物を収穫することを「ぼる」と言うそう。滞在中、スタッフたちの間では、ブルーベリーを収穫することをいつのまにか「ブルーベリーをぼる」→「ボルベリー」と親しみをこめて呼ぶようになりました。

ともに有機を守る

収穫の後は圃場から移動し、近くの屋外作業場で選別・出荷作業を行いました。収穫した実を広げ、穂軸や傷んだ実を取り除きます。作業場には、ノヴァアグリ八頭の有機JAS認定書が掲げられており、秤や冷凍庫、什器など、「有機専用」のテプラの文字があちこちに。ノヴァもノヴァアグリ八頭も、同じように有機を守っています。（八頭だより2017②へ続く）