2014.08.01
バナナコインのパウンドケーキ
完熟したバナナを厚みのあるコイン状にカットし、乾燥させたドライバナナコイン。そのまま食べてもおいしいですが、柔らかく戻すと生のバナナに近くそれでいて味わいの濃い独特の食感が生まれます。ここではバナナコインの味わいをシンプルに生かし、他の固形材料を加えずにパウンドケーキを作りました。
材料(9×18cmくらいの型1台分)
小麦粉 110g
ベーキングパウダー 小さじ1
バター 80g
砂糖 60g
卵 2個
アーモンドパウダー 30g
ラム酒 大さじ1
ドライバナナコイン 80g
レモン果汁 大さじ1/2
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作り⽅
①バターを室温に戻す。薄力粉とベーキングパウダーをあわせてふるっておく。ドライバナナコインは蒸し器で3分ほど蒸して柔らかくしておく。(ジュースなどに漬けこんで柔らかくしてもよい)
②ボウルにバターを入れ、クリーム状になるまで練り、砂糖を加えてよく混ぜる。分離する場合はぬるま湯で湯煎する。
③溶いた卵を少しずつ加えて乳化させるように丁寧に混ぜ、①のバナナコインとレモン果汁を加え、最後にふるった粉類を加えて練らないように混ぜ合わせる。
④生地をパウンド型に流し入れ、180℃のオーブンで20~25分焼く。
レシピ作成(撮影・スタイリング)
岸田 美紀
東京⽣まれ。1991年らでぃっしゅぼーや(株)スタッフとしてオーガニック流通の世界に⼊る。市場が拡⼤する中で、想いをもって育てられた⽣産物を単なる「モノ」「商品」ではなく、「⾷べもの」として本当においしくいただく「⾷べ⽅」を伝える⽅法を模索し、やがて料理を仕事に。⾃然⾷カフェでケータリング・教室講師などを歴任。⾷べものと主体的に向き合い、⽣産の背景を考えられる⼈を増やすべく活動を続けている。オーガニック流通の商品&販売企画、レシピ開発、⼿作り・雑穀・野菜・発酵⾷などをテーマにした料理教室講師ほか。