2014年2月27日
オーガニック茶園の栽培と紅茶加工風景
今回はオーガニック茶園の栽培と紅茶加工風景を写真でお送りします。
画像にマウスを重ねると解説が表示されます。ご覧になってみてください。
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グリーンフィールド社のオーガニック・フェアトレード茶園の入り口の看板。
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茶園の周りの風景。山間の冷涼な土地に位置しています。
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なだらかな斜面に広がる一面の有機茶畑。茶摘みの女性たちの笑い声。幸せな光景です。
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急な斜面ではありませんが、ここで茶摘みをするのには慣れが必要でしょうね。
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茶畑で目を引いたかわいい女性。この仕事が好きだそうです。
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背負っている袋に器用に摘んだ茶葉を投げ入れていきます。
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右手に持っているのは、茶葉の一番先端の若芽の部分。シルバーティップという名前で呼ばれ、希少価値の高い紅茶になります。
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お茶の葉がぽつんと咲いていました。控えめでかわいい花ですね。
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お茶の木の足元の土壌の様子。下草が生えて豊かです。オーガニック栽培のしるしでもあります。
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堆肥プロジェクトの入り口の看板が素敵。生産者現地レポートでも有機堆肥づくりの様子を詳しく紹介しています。
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有機堆肥の山がいくつも並んでいます。
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有機たい肥の作り方しかり、この茶園のさまざまな取り組みに私たちも興味津々です。詳細な説明を受けます。
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ちょうど堆肥の切り返し作業の真っ最中でした。
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敷地内の紅茶加工工場。オーガニック茶だけを加工しています。
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右側のグリーンのところはオフィスになっています。白と緑でかわいい感じです。
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工場長さんに日本からのお土産を。瞳の中にやさしさを湛えている方という印象でした。
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工場オフィススタッフの女性。スリランカはきれいな方が多いです!
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工場のスタッフの方たちと。一番右は今回私たちを案内してくれたサムさん。右から2番目は工場長さん。皆さん穏やかで品が良い方たちでした。
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早速工場の加工場を案内していただきました。
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工場の1階から生茶葉が入った袋をベルトコンベヤーで2階にどんどん上げていきます。
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私たちの訪問にタイミングを合わせて準備してくださいました。紅茶の製造を見るのが楽しみです。
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工場の壁面にこの表示が。品質管理の必須事項、いわゆる「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)がローマ字で書かれています。こんなところに日本語があることに驚きました。
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2階に上ると、床に穴が!この穴はいったい何?? 答えはこの後にご紹介します。
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工場の2階に上がると、長い作業台のようなものが。生茶葉を最初に風で軽く乾かす萎凋(いちょう)という工程です。
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作業員の女性にこちらに向いてもらってパチリ。
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前の晩から12時間以上萎凋したお茶。軽く発酵した状態だそうです。このお茶をコンテナで運び出し・・・
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萎凋した茶葉をコンテナに入れてどんどん運んできます。床にシートを敷いて、その上に茶葉を積んでいきますが、いったい・・・?
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みなさんシャイですが、とても一生懸命働いている印象です。
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少し乾燥した茶葉とはいえ、重そうですね。
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そして、そうです、先ほどご紹介した、床にぽっかりと空いた穴にどんどん茶葉を投げ入れていくではありませんか!この下はどうなってるのでしょう。
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これはさきほど茶葉を投げ入れた下(1階)の部分です。1階に落とされた茶葉は大きな大きな袋で受け止められ、この揉捻機(じゅうねんき)という機械でまずよく揉まれます。
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揉捻機。すりつぶしているのではなく、揉んでいます。だんだん茶葉が撚れてまとまってくるのですね。
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その後いくつかの工程を経た後、いよいよ紅茶製造の特徴である発酵に入ります。こうやって寝かせて自然に発酵させるのです。まだ薄緑色ですね。
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温度と湿度管理がされています。
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ここではオーブンで火入れをします。こうすると、私たちの知っている紅茶の色になります。
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こうやって紅茶の中に入っている茎の部分や粉を選り分け、茶葉の大きさ別に選別されていきます。
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選り分けられた茎などは、こうやって出てくる仕組み。
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今回ご紹介したのは製造工程の一部ですが、こうして仕上がった紅茶は紙袋に入れられ、出荷を待ちます。ノヴァにもこの紅茶がティーバッグや小箱詰めされて、届くのですね。
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紅茶は茶葉の大きさによって等級(グレード)が何種類かに分かれています。ノヴァに来ているのはBOP(ブロークン・オレンジ・ペコ)というものです。
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工場内のオフィスで、紅茶のテイスティングを体験させていただきました。3種類の真ん中はシルバーティップス、という幻の紅茶といわれるものです。詳しくは生産者現地レポートでご紹…